【親子ふたり旅①】北海道旅行プロローグ・始まりはいつも…
みなさんこんにちは
東京では桜が開花
春というよりむしろ初夏の陽気
如何お過ごしでしょうか?
我が家のひとり息子Kは
早々に高校受験を終え
先日無事に中学校を卒業しました。
今どきは紅白饅頭ではないのね〜
何やら立派な賞もいただきました(笑)
心配された高校受験でしたが(なにしろ受験前夜に至っても部屋から聞こえるのはYoutubeを観て笑い転げる彼の声ばかり…)2月の半ばごろ、志望していた理工系国立大学の附属高校に合格
予定していた都立高校と滑り止めの私立高校の受験を辞退し、追い込みで必死のパッチな学友を尻目に残り少ない中学生活を謳歌しておりました。
そんなKと約束していた卒業旅行
今回は何処に行きたいか尋ねると
道東に行って湖がみたい
とのこと…
なんともはやシブい選択
お前ホントに中学生なのか?
というワケで
あの感動の小学校卒業旅行から3年
北海道卒業旅行の模様をお届けします。
例によって、何回かに分け無駄にダラダラと書いてまいりますので、お時間のある時にごゆるりと寄っていただけたら幸いです。
小学校卒業旅行の記事はこちら
↓↓↓↓
始まりはいつも…
出発の1ヶ月ほど前
さて
飛行機という存在を心の底から信用していないワタクシにとって北海道までの移動手段は悩みのタネ
当初、Kからは
大洗から苫小牧までフェリーが出てるからそれで行こうよ
と提案されていたので、すっかりそのつもりでいたのですが、いざ予約を取ろうとHPを覗いてみると到着まで18時間かかるとのこと
深夜便に乗り8時間寝ても10時間は海の上
さすがに飽きるだろうし、何より移動時間がもったいない
東北・北海道新幹線が無難ですが、終着の新函館北斗駅は北海道の南西の端っこ
目指す道東は遥か彼方です。
果たして移動だけで旅が終わってしまわないだろうか…
そんでもって有給休暇が尽きる前に戻って来られるだろうか…
そんな不安を一抹も二抹も抱きつつも
無計画を絵に描いて額縁に入れたような人生を送ってきた私は
ま、なんとかなるだろう…
と、いつもの楽観バイアスを発動し
とりあえず
新函館北斗駅を目指しハヤブサの午後便で出発
夕食は車内で駅弁、その日は函館のホテルに素泊まりし、翌朝『函館朝市』で海鮮丼を食う
ことにしました。
ここまで決めて、あとは例によって行き当りバッタリ旅
最終にして最大の目標は
道東ら辺の湖のどれかを見る
ことです。
さあ
楽しみになってきた!
出発当日
息子よ、旅の荷物は可能な限り少なくしなきゃダメな理由を覚えているかい?
ん、いや…
旅の帰りには、想い出かき集めてカバンに詰め込まなきゃいけないからだよ
…は???
悪いことばかりじゃないとぉ〜♩
想い出ぇ〜かき集めぇ〜♪
カバンに〜…
うるさいっ!
微笑ましい親子の会話に心温まりつつ荷造りを終え、数日前に届いた『えきねっと』なるチケット予約サイトからのリマインドメールを開いてみる
ええと
ミファミファ…
じゃなくてドレドレ
新幹線の発車時刻は4時24分か…
チケットの受け取りをして
ゆっくり駅弁選んで…
あ、その前に切手を買って貼って会社に送る伝票を投函しなきゃなんないし
うん、余裕を持って2時半には出よう
遅めの昼食を摂って出発
いい天気だねぇ
地下鉄に乗り、しばらくすると携帯のバイブが振動
画面を開くとiPhoneカレンダーのリマインダーでした。
あれ?
こんなの設定したっけか?…
不思議に思ってよく見ると
…ん?
…んん?!
はて、おかしいな?
確か発車は4時24分だったはず…
なんで15時20分になってるんだろう
なんか調べたら自動的にセットされるんだってー!
不審に思い『えきねっと』からの通知メールを確認すると
・・・
・・・
ワ、ワシが見とったの
所用時間やんけっ!!
(冷汗)
息子よ…
なに?
どうやら父さんは重大な間違いを犯してしまったらしい
だからなに?!
新幹線の出発時間…
15時20分だった模様
はぁ!?
まぁ、慌てるな
幸い余裕を持って家を出たおかげで大手町に着くのは…15時ちょい過ぎだ
大手町の改札から東京駅の新幹線乗り場までチョー急いで行けば十分間に合う
ただし、チケット受取りにまごつく可能性もあるから駅弁は買えんかもしれん
もちろん会社に送る手紙の投函は諦めよう
・・・分かった
なんだか四国の旅を思い出すねぇ
ふふふ…
あの高速バスね
今回も荷物を軽くして良かっただろう?
あはは!
バカすぎる!
さあ、まもなく到着だ
ドアが開いたら走るぞ!
・・・
こうして開いたドアから駆け出した我々は、風のように地下街をすり抜け、券売機からチケットをもぎ取り、階段を駆け上がりホームに辿り着きました。
ふっふっふ…
3分前だ
駅弁が買えるぞ!!
駅弁を買い、ハヤブサさんの写真を撮り、2号車乗り場の近くにあった喫煙所でタバコを吸う余裕を見せつけ、我々の旅はいつも通り至って順調に滑り出したのでした。
カッコえぇーーー!!
範馬勇次郎ばりに一息で吸いますたww
ゆっくり選びたかったなー(笑)
疲れ切っとる(爆笑)
未だ東京駅ですが今日はここまで🤣🤣🤣
次回は函館到着からお伝えします。
ではでは
( ´Д`)y━・~~
第2話はこちら
↓↓↓↓