おみなさんこんにちは
恋のヒット&アウェイ・草食系アウトボクサーの味玉です。
5月12日の日曜日
ジムメイトが出場するスパーリング大会の応援に行ってきましたので、アルバム作成も兼ねて記事を書きますね。
スパーリング大会の応援に行ってきましたよ♬
三谷大和スパーリング大会
みんなが出場したのは、元日本スーパーフェザー王者、元OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の三谷 大和(みたに やまと)さん(当時三迫)が会長を務める『三谷大和スポーツジム』主催の大会です。
三谷会長です。クロちゃんじゃありませんよ!
これまで、いくつかスパーリング大会を見てきましたし出場もしましたが、ボクこの大会めっちゃ好きなんですよね。
各試合の勝敗や優秀選手の表彰のほか、この大会には三谷会長が独断と偏見?で決める『三谷賞』という賞があります。
試合に負けても最後まで諦めずに喰らいついた選手や、白熱した闘いで大いに会場を盛り上げた選手に贈られる賞で、勝利より三谷賞を狙っている人もいるほどの人気です(笑)
※中身はディ◯ニーチケットです。
勝ち負けだけでなく、選手一人ひとりの頑張りに、ちゃんとスポットを当てているんですね。
そして会場は、なんとデパートの屋上。
開放感があって、とってもキモチいいんです。
BGMにのせて面白おかしく実況・解説するマイクパフォーマンスも楽しいし、出場する各ジムの方々の雰囲気も凄くイイ感じです。
おそらく、三谷会長のお人柄なんでしょうね!
試合結果は…
さて、我がLiberation Boxing(リバレーション・ボクシング)からは13人の選手が参加しました。
今回の戦績は、1勝9敗3分と残念な結果でしたが、皆精一杯頑張りました。
特にデビュー戦の5人は、臆することなく全力で闘っていて、とてもカッコよかったです。
左肘の怪我をおして出場したマサオも試合には負けましたが、自分には負けませんでした。最後の最後で得意の左ボディフックを出しましたね。
女子の部金メダル獲得
そんな中、唯一の勝ち星を挙げたYちゃんが、女子の部で金メダルを獲得しました♬
そしてふたりが三谷賞獲得!
残念ながら負けてしまいましたが、2人の選手が三谷賞を獲得しました。
1人目は中学に上がったばかりのシノブ
この試合にかけるシノブの意気込みは、鬼気迫るものがありました。
4月に行われた別の大会で、2度のダウンを奪いながらも後半巻き返され、惜しくも判定で敗れた無念を晴らしたかったんでしょう。
シノブママの
「勝ちたいんだったら思い切りやんなよ」
という言葉に後押しされ、親公認の宿題放ったらかし状態で毎日毎日練習に明け暮れました。
とってもお茶目なシノブママ(≧∀≦)
土日は午前と午後、1日2回もジムに来ていましたよ!
昨年秋に行われた前回の三谷大和スパーリング大会では、金メダルを獲得したシノブ。
気合入りまくりの今回も「必ず勝つ!」と信じていましたが、相手の方が1枚上手でした。
しかし、鼻血を流しながらも果敢に攻め続けた勇気ある闘いが評価されたのでしょう。
見事に三谷賞を獲得しました!
手前青のグローブがシノブです
そしてもう1人は、漢タムラ
市場で働くタムラは、仕事が忙しく中々練習に来れません。
そのせいもあって、そこそこいいオッさんのタムラの弱点は極度のスタミナ不足。
しかし、まーまーいいパンチを喰らっても、スタミナ切れでヘロヘロになっても、前進と連打を止めません。
漢タムラの所以(ゆえん)ですね。
最後は相手も疲れ、まるで試合はスロー再生しているかのようなドラマチックな展開に(笑)…
会場全体が笑いと感動の涙に包まれました!
精も根も尽き果てたタムラ(≧∀≦)
2人ともよく頑張りましたね!
ボクシングサイコー!
いつも試合を見ていて思います。
みんな最高にカッコいいですね!
悔し涙
今回デビュー戦だったケンシン
アップの時、対戦相手も近くで身体をほぐしてたので動きを見ると、かなりやり込んでいるようでした。
(やはり実力者だったようで、結果、その彼は小学生の部で金メダルを獲得しました。)
けれど、ケンシンは一切の弱音を吐かず、果敢に向かっていきましたよ。
左・青のグローブがケンシンです
そして、試合が終わったあと…
悔しかったんでしょうね。
試合結果を告げるアナウンスを待つリング中央で、悔し泣きです。
写真を撮りながらボクも涙をこらえきれませんでしたよ。
でも大丈夫!
その悔しさをバネに、次は必ず勝ってくれることでしょう。
対戦相手に芽生える感情
そして、試合後の対戦相手とのエールの交換。
右・ヨシカワ
右・スガ
右・ソガ
左・ナノハちゃん
よくTVの格闘イベントなどで、試合前の会見で、お互いめっちゃ煽っていて、一触即発…時には乱闘騒ぎになったりした選手同士が、試合終了と同時に笑顔で抱き合ったりするシーンてありますよね。
皆さんも目にしたことがありませんか?
その光景を観て
「なんだ…コイツら仲良いんじゃん。もしかして、試合前のアレはヤラセだったんじゃね?」
とかって思ったことありません?
いえいえ、違うんですよ!
あれはですね…
試合前、どんな選手でもやはり怖いんです。
近年は少なくなったとはいえ、リング禍(試合で命を落とす)はあります。
文字通り命懸けで闘うわけですね。
そして、その恐怖を乗り越え、勝利を掴むためには、極端に言えば相手を殺す(くらいの)つもりでやらなければいけません。
だから、ああやって自分を奮い立たせ、追い込んでいるんです。
そして、全力で闘い、全て出し切ったあと
勝っても負けても、言葉に言い表せないくらいの爽快感と、対戦相手に対する感謝、リスペクトの念が湧き上がってくるんですね。
どんなに口汚く罵り合った相手でも、そんなわだかまりなんて微塵も残っちゃいないんですよ。
そして1度グローブを合わせた相手には、その後もずっと特別な感情が残るんです。
これは、どんなスポーツでも同じだと思いますが、ボクシングは(他の格闘技も)特別なんじゃないかな…
もちろん、そうじゃない人もいると思います。
所詮ボクは、ただのアマチュア素人ですからね。
プロの方から見たら違うご意見もあるかもしれません。
でも、ボクはそう感じています。
だから…
ボクシングってサイコー!
しばらく試合から遠ざかっているボクですが、やはり疼きますね。
結婚戦績 2バツ…負け越し確定ですね。
でも、ボクシング戦績は 1勝1敗
次勝てば、勝ち越せるなぁ…
なんてね♬
最後に…
それでは試合に出場した13人の勇姿を改めてご紹介します。
上段左から
元寿司職人マサオ
元ヤン ナノハ
中段左から
リバで最もすがすがしいスガ
シャイボーイ ヨシカワ
下段左から
アゴなしトミッキー
火消し屋あだっちゃん
上段左から
イケメンヨシエ
覆面ボクサーYちゃん
彼女募集中ショーゴ
下段左から
漢タムラ
徹夜で宿題シノブ
泣き虫ケンシン
リバで最もそがそがしいソガ
みなさんお疲れ様でした♬
左から
シュガーレス・ヒロシ(味玉)
木村鋭景(きむら としかげ)会長
ナゾのソエジ