おはようございます😃からの〜こんにちばんは!
三浦国宏 最終話です。
メリクリな気分を台無しにしてさーせん!
許してくれる心の広い方は是非どうぞ。
※第1話〜3話をお読みでない方は↓の各リンクからどうぞ 。
三浦国宏 最終話 『プロの仕事♡後編』
バルセロナ五輪最終選考前日の練習で左目をカット。ドクターストップにて3大会連続出場の夢破れた三浦国宏
「お客様、もう間もなく2時間ですので、これがラストオーダーになります」
串カツ屋の店員にそう告げられ、ふたりは店を変えることににした。
2軒目は日本酒を呑ませるお店。
とりあえず乾杯
並々と注がれた枡から派手に日本酒をこぼした三浦国宏は『酔っ払いですみません〜!押忍、押〜忍!』などと言いながら、テーブルに口をつけてズルズル日本酒をすすります。
「ちょ!かいちょっ!大丈夫ですよ!そんなことしなくても。もう一杯頼めばいいだけじゃないですか」
慌てておしぼりで拭こうと差し出したボクの手を、しっかりパーリー※1して、キレイにテーブルの日本酒を吸引した三浦国宏が、今度は慎重に枡酒に口を寄せる。
※1 パーリー:パーリング、相手のパンチを払いのけるようにして防ぐ、ボクシングの防御テクニック
「ところでさっきの続き、どうなったんでしたっけ?」
相変わらずの彼の奇行に、ボクは呆れ顔で尋ねた。
「えーと…どこまで話したっけな…あ、そうそう!アダルトショップの店員さに、その先輩の体格やモノの大きさを説明してね。そんで相手の◯◯ちゃんの具合も詳しく説明したんですよ」
「は?なんで女性の方の具合も説明できるんですか?」
全くこの人は…( ̄▽ ̄;)💧
「あはは〜!まぁまぁ…んで、店員さんがお勧めのバイブを持ってきてくれたんですね。『これなんかどうですか?最新式ですよ』ってね」
「ふーん…そりゃ安心ですね。プロのお勧め品なんですから」
運ばれてきた、あん肝をつつきながら、なんだかどうでもよくなってきたボクはテキトーに相槌を打つ。
「いや〜〜それがね〜〜。どうもそのバイブ、迫力に欠けるっていうか、元気が足りないっていうか…元気ですかぁーーーっ!」
「ブっ!…う、うるさいってーのっ!この酔っ払いがっ!」
幸い店にほかの客はいない。
「あははのは!ごめんちゃい…そんで店員さんにこういったんですよ『この店にあるイチバンでっかいやつくださいっ!』ってね。渋る店員をなんとか説得して持ってきてもらったんですよ!まるで金属バットみたいな一品を!」
「・・・( ̄▽ ̄;)💧」
「さすがにこりゃどうかな?って思ったんですがね、ちょうどローションの小瓶が目に付いてね、これ使えば、なんとかなるかな?って一緒にレジに出したんですよ」
冷酒をグビリと飲み三浦が続ける。
「そしたら店員さんが『お客さん…その先輩、お相手の女性とはワンナイトですか?それとも長いおつきあいをお望みで?』って聞くんですね」
「へぇ…なんでしょうね。そこまで踏み込んだ質問」
「私も不思議に思いながら、もちろん長い付き合いを望んでます!って答えたらね『でしたらそのローション、こちらの500ml入りの方がお得ですよ』だってさ!あっはっはは〜!」
ど、どうでもいいわ…( ̄▽ ̄;)💧
「いや〜。これぞプロの仕事♡って思いましたね〜。急いで先輩のところに帰ったんですが、もう始まっててね『三浦っ!遅いんじゃっ!早よ持ってこいっ!』って怖い顔で言われたもんだから焦っちゃって焦っちゃって…単4電池8本入れなきゃいけないんですが、プラスマイナスの向きがどっちなんだが分からなくてね、何度入れ替えても動かないんですよ。その度に『コラ三浦っ!(バキっ!)ナニしとるんじゃっ!(ボコっ!)早よせんかっ!(ドスっ!)』ってボコボコに殴られてね…」
懐かしむように遠い目をした三浦国宏を横目にボクは言った。
「大将!お勘定お願いしまーす!」
さ
帰ろ。
(_´Д`)ノ~~オツカレー
※このブログは、元気で楽しくやっていることを皆さんにお知らせしたい!という三浦国宏の強い希望のもと、本人に代わり、敬愛の念を持って書かせていただいています。
何かお気づきのことや、ご意見などがあれば、コメントでお知らせください。
2019年2月9日 追記
近況をご報告します。