みんさんこんにちは😃
すみません。
PTAのハナシ、遅くなりました。
決して忘れてた訳じゃありませんよ!
前回までの記事は…
お父さん副会長(※PTA総会や運動会で、テーブルを運んだりテントを張ったりするのが主な任務)に立候補して「是非お願いします!」って大歓迎された電話で「金髪ですけどいいすかね?」って言ったらドン引きされた前編と…
他にも、PTA役員になろうと思った理由がいくつかあることを、いつになく真面目に書いてしまった中編でした。(真面目に記事を書いた時のほうが反応がいいので複雑な心境ですww)
今回は、その後正式に副会長になるまでのお話を書いて、PTA関連の記事は、いったん終わりにしたいと思います。
PTA副会長になったハナシ
経緯(いきさつ)完結編
まさかの面接?…
さて、またまたPTAのことなどすっかり忘れ、いつものように仕事中に近所のおじいちゃん(=米田さん(仮名)(85歳、バレンタインにチョコをくれた人))と、年々狡猾化する振込詐欺と笑点の現司会の是非について熱く語り合っていました。
円楽派のボクを談志派の米田さんが優しく諌めていた正にその時、着メロに設定しているオフ・スプリングスの『 Pretty Fly 』が鳴り響き、無情にも2人の楽しい語らいにクサビを打ち込みます。
『また今度…』と目で合図しながら電話に出るボクを、物悲しそうに見つめながら、やがて諦めて家に帰って行く米田さんの落ちた肩を眺めながら、応答すると…
「もしもし、すみません。味玉さんの携帯ですか?」
電話をかけてきたのは、少し裏返り気味の声の男性でした。
女性オペレータの営業電話なら喜んでお話を聞くのですが、オッサンと電話でイチャつくつもりは毛頭ありません。
こう見えてボクは忙しいのです。
「いいえ、違います。私は味玉さんの携帯に米田さんとの逢瀬を邪魔されて、半ギレ気味の味玉そのものです」
「は?…え?…お忙しいですか?すみません、私PTAの本部役員の古野(仮名)と申しますが…かけ直した方がいいですか?」
「あー!『お父さん副会長』の! いえいえ大丈夫ですよ、めっちゃ暇なんで!で、どうですか?その後、立候補した人いましたか?」
「いえ、それが、どなたもいらっしゃらなくて…」
「ははぁ…で、どうなんでしょう?誰もいないってことは、僕になるんすかね、お父さん副会長は」
「えっと…実は、それもまだ検討中でして…それでですね、先日うちの女性役員から『お父さん副会長』のザックリとした仕事内容を説明したと思うんですが、改めて詳細をご説明したいと思いましてね」
「え?…前回だいぶ詳しく聞きましたけど?総会や運動会でテーブル運んだりテント張ったりするんですよね、あと会長が出席できない会合に代理で出席するとか…他にもなんかあるんですか?」
「いや、まぁ…実際それくらいなんですけどね…仕事内容を書面にしてお渡しした方がいいかと思いまして…」
「はぁ…別にわざわざ書面にしていただかなくても…まぁ、くれるというならもらいますけどね」
「ありがとうございます。では、来週あたり平日で学校に来れる日はありますか?」
「え?学校に?…いや仕事なんで無理ですよ。郵送か、もし家が近所ならポストにでも入れといてくれれば…」
「ん〜どうしようかな…じゃ、平日の夜はどうです?」
「いえ、夜は子供の面倒見なきゃなんで、ご飯作ったり宿題見たり…日曜ならいいですけど」
「いや、土日は私の方が色々と行事予定が詰まってまして…なんとか調整できないですかね」
随分としつこいな…
なぜ、そこまで書面を手渡しすることにこだわるのかと思案していて気づきました。
「あー、分かりました。僕の金髪が心配なんですね?どんな風体なのか実際会ってみて確認したいと…でも、そういう事なら他の方にやってもらっていいですよ。皆さんにご迷惑になるのも申し訳ないし」
「い、いえ、決してそういう訳じゃないんですっ!」
「いいですよ、お立場は分かります。学校側や保護者の手前、あんまり変な奴を役員にはできないですよね。対外的な体裁もあるし」
「そんなことは…いや、まぁ、ぶっちゃけそうです。他の役員からもそんな声が出ましてね…実は私、今年は副会長なんですが、来年度は会長に内定してましてね。『会長が責任を持って判断せよ』とおねぇ様方から仰せつかりまして」
別に、どうしても副会長をやりたい訳でもないし、あまりのしつこさに途中から面倒くさくなってきて
「やっぱり断ろうかな?」
と思いかけていたのですが、女性陣の命令で動く古野さんが哀れでもあり、可笑しくもあり…
「あはは!やはり女性には敵いませんな!…えーと、実は今日、仕事が終わったら息子の『展覧会』に行く予定なんですよ。今日の今日ですが、もし古野さんのご都合がつけば」
「そうなんですね!ちょうど良かった。私も展覧会の手伝いで学校に行く予定でしたので…では、その時に」
という訳で、急遽面接が設定されましたww
さて、仕事が終わりKと合流、展覧会場である体育館で作品を鑑賞しました。
途中、大好きな(ボクが)図工の美人先生を見かけたので、労を労うフリをして話しかけ、じゃれ合っていたところ、アンパンマンみたいな顔と体型のオッさんが声をかけてきました。
「味玉さんですよね」
古野さん(仮名)です。
さすが金髪、分かりやすくていいですね。
で、会うなり…
「なんだ…全然大丈夫じゃないですか。どんなチンピラみたいな人が来るかと思って心配していましたよ…」
とのこと(笑)
てっきり、これで決まりかと思いきや…
「あのぉ…申し訳ないんですが、写真を1枚撮らせてもらってもいいですか?女性役員たちから言付かってきまして…」
写真選考に進みました!
もう、どうにでもしてください(笑)
数日後
無事おねぇさま方のお許しを得た旨、古野さんから連絡をもらい、ようやくお父さん副会長に内定しました。
そして、年度が変わったこの4月
『新旧役員顔合わせ3部会』を終え、その後開催された『PTA総会』の場で正式に承認をもらい副会長になったのです。
さて、これでいったんPTAのお話は終わりにしようかと思ったのですが、どうやら今後も度々書くことになりそうです。
というのも…
月が変わり5月
本部役員に加え、4月のPTA総会時にくじ引きで決まった各学年の学年長さん6名と3部(広報部・文化厚生部・校外部)の部長さんを交えた『第1回運営委員会』なるものが行われました。
そこに書いてあることを、ただただ読み上げるだけの何とも言えない会議が終わり、質疑応答の時間。
最初は様子見なのか、皆大人しくしていたのですが、やがて6年生の学年長さんが挙手をして発言しました。
内容は、学年長の責任で発行する『学年だより』の見直しについての提言です。
丸めていうと『めっちゃ大変だから発行回数や内容を簡素化したい』というものですが
素晴らしいのは
『今までやってきたことを改革するのは大きな負担がかかるが、仮に初年度に自分が大変な思いをしても後々の方のためになれば…』
という一言が最後に添えられていたことです。
シン…
とする会議室
ボクは思わず
「素晴らしいっ!」
と言って拍手をしてしまいましたよ!
でも、それがマズかったんですかね。
あーでもない
こーでもない
賛否両論飛び交う中、話は徐々に脱線して
出るわ出るわ
不平不満の雨あられww
私はこれが負担だ、アレができない、そもそもくじ引きは不公平だ、なんやらかんやら…
会議は紛糾
時間切れで、次回持ち越しとなりました!笑笑!
当分ブログのネタに困りそうもありません!
(≧∀≦)
お楽しみに♬