みなさんこんにちは😃
先日のこと
この記事を7割ほど書いたところで保存に失敗、しばし灰になった味玉です。
そんな絶望の淵でいったん筆を置いたワタクシですが…
続きが気になる!
とのコメントが殺到※1
ブログは大炎上し、サーバーはダウン寸前
わずかな気力を振り絞って書き上げました。
※1:約3名↓
それでは
イってみましょう
ミてみましょう。
ダーツの旅・第2部スタートっ!
※第1部を未読の方はこちらから⬇️
【ダーツの旅②】卒業旅行・四国編〜旅は道づれ世は情け〜
情けは人の為ならず
JR丸亀駅の窓口にて
玉子:すみませ〜ん。土讃線(どさんせん)に乗って高知に行きたいんですけど、どうやって行ったらいいですか?
JR駅員:あーはい…少々お待ちください…
小太りの駅員は私に一瞥をくれると、気だるそうに奥に引っ込み、しばらく時刻表をペラペラ、何やら機械をパチパチ操作しています。
やがて、印字されたレシートみたいな紙を引きちぎって戻ってきましたら。
J:今から高知までだとコレになりますね。
玉:ミファミファ…じゃなくってどれどれ?
ん?
ナニコレ珍百景?
今が12時半でしょ。んで到着が…
19時04分っ!?
またまたぁ…冗談でしょ?
J:今日はもう特急はないんでね。
次の発車が13時38分、多度津で土讃線に乗り換えて阿波池田でまた乗り換えです。
阿波池田での乗り換え時間は95分ですね。
玉:95分⁈
J:95分
玉:ん〜と、その阿波池田って駅で途中下車したら1時間くらいでフラッと観光できるとこありますかね。
J:さぁ…分かりませんね。
玉:んじゃ、なんか他に移動手段ないすかね。
高速バスだとか
J:我々はJRなんでね。
バスは関係ないから知りません。(キッパリ)
ブッチーーーーン!※2
※2:脳血管がキレる音
〜以下、玉子のココロの声〜
なんだ?
その言い草は?
そりゃまぁ電車の時刻を調べなかったのはコッチの落ち度だし、確かにバスは関係ないかもだけど、もうちょっと言い方ってもんがあるだろうに。
たいして忙しそうでもないのに面倒臭そうに対応しやがって。
『すみません、ちょっと分からないです。お手数ですが、そこの観光案内所で聞いてみてください』
くらい言えんのか、このスットコドッコイの丸太ん坊めっ!
……。
おっと、いけない
せっかくの楽しい旅だ
落ち着け落ち着け…
〜約0.2秒〜
すぐさま冷静さを取り戻した私は、この上なく紳士的な物腰で、柔らかく、尚且つ丁重にお礼を言います。
玉:ほ、ほほう…
さすがは天下のJRさま。
民営化してもお役所体質は変わりませんな。
分かりました。
もう結構です!(💢ピキピキ)※3
※3:JRの関係者がいらしたらホントごめんなさい。
他の駅員さんは皆さんとっても親切でしたよ〜
ん〜しかし困ったな…
いくら行き当たりばったりの旅とは言え、移動だけで半日を浪費するのはもったいない。
もう少し早く宿※4に着いて、温泉とカツオのタタキをゆっくり味わいたいし…
※4:さっきのうどん屋で予約しました
よっしゃ、ダメ元でもういっかい観光案内所の人に聞いてみよう。
🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤
玉子:すんませ〜ん。
もう来れないって言いましたけど
もう来ちゃいました。笑。。
案内所の人:あー!
全然いいですよ。また来てくださいって言ったのはコッチなんで。笑。。
で、どうしました?
玉:実は、カクカクシカジカで…
案:えー!?それはヒドいですね!
分かりました。
何とかしましょう!
3人のチームワークたるや
1人は地図を広げ
1人は時刻表をめくり
さらにもう1人は時計を睨んで指示を出す。
う〜む
これぞプロの仕事❣️
職員総出で調べてくれてます。笑。
うん!これならイケるかも!
そう言って、彼らが提案したのは
まず市内の路線バスに乗って川西・原で下車してください。
川西・原の到着が13時44分
そこから、少し歩いて高速バス乗り場に移動します。
高速の脇にある階段を登ると
『ホントにこれでいいの?』
って心配になるような扉があるんで勇気を出して開けてみてください。笑。。
そしたら、そこが、いきなりバス乗り場です。
『扉を開けるとそこはバス乗り場だった』って感じです。
あ!それと、事前に予約センターに電話してチケットを取るのを忘れないように。
高速バスが13時51分発だから
乗り換え時間は…7分か…
まあ、ちょっとキワドいですが急げば間に合うでしょう。
で、このバスに乗ると高知駅着が…
15時13分ですね!(ドヤ顔)
あ…あ…あ…
あざーーーーっす‼️
(:D)┓ペコリンチョ
親子ともども厚くお礼を言って案内所を後にします。
別れ際、案内所の人たちは
JRのことは嫌いになっても
丸亀のことは嫌いにならないでくださいっ!
って言ったとか言わなかったとか…※5
※5:ヨユーで言ってません
🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤
バス停にて
いや〜いやいやいや
助かったねぇKくん
うん!いい人たちで良かったね!
最初にうどん屋さんを丁寧に教えてくれたお礼にシュークリームをあげたでしょ。
そんで、そのお返しにとばかりにあれだけ必死で調べてくれたんだ。
『情けは人の為ならず』とはよく言ったもんだね。
なあにそれ?
他人に親切にすると、それが巡りめぐって最後は自分に返ってくるってことだよ。
でも、おかしいね。
なにが?
だって今のは巡りめぐってないよね。
直接はね返ってきたよね。
はっはっは!
少年よ、細かいことは気にするな!
そんなんじゃ女の子にモテないぞ!
急(せ)かねば事が間に合わぬ?
そうこうしているうち、時刻どおり路線バスが走行※6してきました。
※6:しつこくてスミマセン
さっそく乗り込み、いざ川西・原へ!
ところがバスは、やたらのんびり走ります。
途中のバス停ではユルユルと乗り降りするおじぃちゃま・おばぁちゃまもチラホラいて、バスは徐々に遅れていきます。
Kくん…
お父さんは今ね…
非常に悪い予感がしています。
あはは!
ボクも!
果たして、川西・原に着いたのは13時48分
高速バス発車時刻の3分前です!
降りるやいなや
Kっ!走れっ!!!
うひゃーーーっ!!
コロナ太りの親子がドタバタと田舎道を走ります。
階段どこじゃー!
最初はのどかな風景に見惚れながら
すると、それらしき階段が見えてきました
もう既にかなり息が切れてます。
登れーーっ!
このへんでは、もう死にかけてます。
そして、確かに不安になる扉を発見
なんの案内も看板もない。笑。。
よし!開けろっ!
開店ガラガラっ!
じゃじゃじゃじゃ〜〜ん!
ヘトヘトのK。笑。。
お父さん!時間はっ⁈
ふっふっふ…1分前っ!
やたーーーーー!
・・・
ね?
出発のとき荷物を限りなく減らせって言った意味が分かったでしょ?
うん、まぁ。笑。
そして、バスは15分ほど遅れて到着…
我々の決死の走りとは、いったい…
( ̄▽ ̄;)
もう行っちゃったかと思ってヒヤヒヤしましたよ
車窓からの景色を堪能し
バスに揺られること1時間と少し
無事に高知駅へ到着しました!
イエイ✌️
タクシーでホテルへ移動
運転手さんは丸亀出身とのこと
さっきのドタバタ話しで車内は盛り上がり
ほどなくして創業140年
天皇家御用達の老舗中の老舗
『城西館さま』に到着しました。
※写真はFacebookより拝借
最上階の立派な部屋!
高知の空に乾杯
とりあえず、屋上の露天風呂を堪能
旅の疲れを癒します。
※写真はHPより拝借
旬のカツオを喰らう喰らう♫
当日予約なので宿での夕食は手配が間に合わず
外に食べに行くことにしました。
地元の提携店で使える『晩酌きっぷ』なる割り引き券をフロントでゲット
『ひろめ市場』という屋台村にくり出します。
屋台村は大変魅惑的でしたが、中学生にはちと早い雰囲気
それに、かなり密状態だったので、親子は市場から1本外れた脇道へ
すると…
藁焼きの店発見
族の総長と盃を交わし
まずはあっさり塩タタキ〜
だし巻き玉子〜
カツオ寿司〜
ポン酢で追いカツオ〜
本場で旬のカツオのタタキを堪能した親子は
膨れた腹をポンポンとタタキながらホテルへ
疲れたKは、秒で就寝
さぁ明日は最終日
ちょっと遠いけど、四万十川にでも足を伸ばしてみるかぁ
( ´⊿`)y-~~
第3部へ続く。。。