みなさんこんにちは😃
スティックタイプのカフェオレを飲もうと
湯を沸かし、袋をカット
そして迷わず中身の粉末をゴミ箱に廃棄
空の袋をマグカップにぶち込んだ味玉です。※1
※1:少なくともこの数週間で3回はやりました。
さて、前回は、急遽1泊延長して四国の秘境『大歩危』(おおぼけ)に足を踏み入れたところまで書きましたね。
そんでもって
泣いても笑っても、旅は今回で最終回
Yo Yo
行ってもいいかい?
最終回
準備はいいかい?
ハゲとるやないかい!
Yo ♫
・・・。
・・・。
えー…
忘れてください
それでは、気を取り直して
【ダーツの旅・最終回】オトナの吊り橋渡る♫
すたぁ〜てぃんっ❣️
☆ダーツの旅①〜③を未読の方はコチラから
【ダーツの旅・最終回】オトナの吊り橋渡る♫
民宿『お山荘』のおばんざい
散歩から宿に戻り
家庭のそれに毛が生えたような風呂をいただき
親子は夕食会場へ
すると…
どどーん!
当日予約に急遽用意してくれたとは思えない豪華さです。
さほど期待していなかっただけに親子のテンションは跳ね上がります。
秘境の夕べに乾杯♫
刺身こんにゃく〜
うなぎ〜
聞いたことない名前の川魚〜
この『アメゴ』っていう魚の塩焼きは絶品でしたよ!
塩も何だか甘味があって特別な味わいです。
あまりにも美味しいので
女将をつかまえて※3
※3:まあ女将って言っても普通のおばちゃんです。そして従業員は彼女1人しかおらず並行して家事でもこなしているのか滅多に姿を見せません。笑。。
味玉:お母さん!この塩めっちゃウマいっすね!これ岩塩かなんかですよね⁈
って聞いたら
女将:うんにゃ、ただの食卓塩じゃ
だって!※4
※4:違いの分からない五十路男、それが私…
そして、追加で予約注文したジビエ鍋
ジビエ鍋〜
予約時に何の肉なのか聞きそびれたので確認しようと思うんですが、女将はなかなか姿を見せません。※3を参照↑
ようやく現れた女将にビールを追加注文したりしているうちに、またジビエのことを聞き忘れ、結局なんの肉なのか分からずじまいでした。
ま、ウマけりゃなんでもいいんだが…
『でこまわし』という郷土料理
そして、ごうし芋・豆腐・こんにゃくを味噌焼きにした郷土料理『でこまわし』
写真では分かりにくいですが、なかなかのデコさ…デカさです。
この他に地元産の『祖谷蕎麦』(いやそば)やらナンやらカンやら色々あって、私は自分が満腹死するのではないかと本気で心配になりました。
いやホント、美味しゅうございました。
うっぷ…
恐怖の『かずら橋』渡り
明けて最終日
朝食を済ませてチェックアウト※5
※5:また朝食の写真を撮り忘れました
祖谷の名所『かずら橋』を目指します。
かずら橋
かずら橋(かずらばし)は、サルナシ(しらくちかずら)などの葛類を使って架けられた原始的な吊橋。徳島県三好市西祖谷山村善徳にあるものが著名である。起源はその昔、空海が祖谷に来たとき困っている村民のために架けたとか、あるいは平家の落人がこの地に潜み、追手が迫ってもすぐ切り落とせるように葛を使って架設したとの伝説もあるが定かではない。
※ウィキペディアより引用抜粋
宿から20分ほどの道を進みます。
途中で琵琶の滝なるものを発見
琵琶の滝 pic.twitter.com/526Q1uBLIW
— 味玉さま (@ajitamasama) 2022年5月9日
源平の戦いに敗れた平家の落人たちが、京の暮らしを偲んで滝の下で琵琶を奏でたとか、奏でなかったとか…
30m近くある大滝
徒然なるままにいとおかし
ちょうど朝日がさして幻想的
更に進むと、渓流に降りられる階段を発見
遠くにかずら橋も見えてきました。
奥に橋があるの分かりますか?
そして、いよいよかずら橋に到着
平日の午前とあってか観光客はまばらです。
かずら橋は一方通行です
チケットを購入していざ
今でこそ、ワイヤーで補強しており踏み板の間隔も狭いですが、観光名所として復元した当初はワイヤーもなく踏み板の間隔も30cmくらいあったとか…※6
※6:タクシーの真由美ちゃん情報
それでは、恐怖のかずら橋渡りをご覧ください。
かずら橋を渡りました pic.twitter.com/yqFQEGv78v
— 味玉さま (@ajitamasama) 2022年5月9日
無事に橋を制覇
さて、秘境での目的も達成したし
そろそろ帰途につきますか。
キミに伝えたいことがある
かずら橋から大歩危駅までは、歩くには少々しんどい距離です。
無精者の親子はタクシーを呼ぶことにしました。
もちろん昨日の真由美ちゃんを指名
配車まで20分ほどかかるとのことだったので、橋を眺めながらKと今回の旅を振り返ります。
味玉:どうでしたか?今回の旅は
K:うん、めっちゃ楽しかった!
味:あのさ
K:うん?
味:丸亀の観光案内所の人、親切だったね。
K:うん!めっちゃ助かったよ!
味:色んな人に助けてもらったよね。
ホテルの人や高知の観光案内所の人…
今から来る真由美ちゃんも、とっても親切に説明してくれたし
K:そうだね
味:真由美ちゃんの仕事はタクシーを運転することだから、別に観光案内なんてする必要はない。
でも、ああやってお客さんに喜んでもらおうって接してると、またこうして指名をもらえたりする。
K:…
味:お父さんはさ、キミが将来どんな仕事に就こうが、どんな人生を選択しようが全く構わないんだけど、ひとつだけキミに伝えたいことがある。
K:…
味:あの人たちのように、他人に親切にできる気遣いのある人間になって欲しい。
K:うん
味:中学受験は残念だったけど、高校や大学でリベンジすればいいし…まあ、それも失敗したって構わない。
頑張っていい大学に行って、いい会社に入って、給料いっぱい貰っても、それが必ずしも幸せに繋がるとは限らないからね。
K:お父さんも病気になっちゃったしね!
味:あはは!その通り!
それよりも、ああやって他人のために何かをしてあげられることの方がよっぽど大切なんだよ。
人と人が助け合って、この世は回っている。
その輪の中に入りさえすれば必ず幸せになれる。
人との繋がりが人生で1番大切なんだ。
K:うん
味:それさえあれば、何があっても絶対なんとかなる。
勉強より、大学より、いい会社入るより
それが〜イチバン大事〜♫
K:ナニその歌?
味:笑
珍しくマジメな話しをする父に、Kは少し戸惑い気味でしたが、きっと伝わったと思います。
だって、この旅は、そういう旅でしたから
讃岐うどん再び
真由美ちゃんのタクシーで大歩危駅に到着
真由美ちゃんとK
大歩危と真由美ちゃんに別れを告げ、帰途につきます。
帰りの土讃線 pic.twitter.com/mrXikM9iAQ
— 味玉さま (@ajitamasama) 2022年5月9日
四国土産を買うために、丸亀で途中下車
讃岐うどんを食べ比べしたくて再び観光案内所に立ち寄り、今度は店舗型の『綿谷』さんというお店を紹介してもらいました。
めっちゃ並んでる!
昼どきとあって長蛇の列ですが、回転が速いので列はどんどん進んでいきます。
ものの10分ほどで昼メシにありつけました。
これで合計720円!
個人的な見解ですが、製麺所併設の『まごころ』さんよりこっちの方が美味しかったです。
お土産用のうどんを売っていたので迷わず買いました。
他にいくつか土産を買い、岡山へ向かい新幹線で東京へ
我が家へ戻ってきました。
旅の終わりに
私たち親子のダーツの旅はこれでおしまいです。
岡山出身の私は幼少のころ、瀬戸内に浮かぶ四国の島によく遊びに行きましたが、四国本土に上陸したのは初めてでした。
食べ物も美味しく、好天にも恵まれ
そして何よりたくさんの素敵な方々とお会いできました。
この旅は、私にとってもKにとっても一生忘れられないスペシャルな旅になりました。
四国のみなさん
本当にありがとうございました。
またいつか行きます。
必ずきっと
Fin ♡
おまけ
お土産をお披露目します。
カツオの燻製、ふりかけ、ゆずジャム、綿谷のうどん、大歩危の地酒、穴のあいたおちょこ…などなど
※ちなみに、人との繋がりを偉そうに語った私ですが、友だちはほぼゼロですので、お土産は全て自分用です。
ではでは
( ´Д`)y━・~~