チャリ通は常に向かい風…もちろん人生も!

ひとり親の子育て/テキトー料理レシピ/アホ小説/ボクシング&格闘技/ダイエット(減量)/指定難病と過去のうつ病…ほか・・ごゆるりと♬

【ボクらの冷蔵庫戦争・その①】

みなさんこんにちは😃

 

 

現場の詰所

 

携帯の充電器を取り出そうと、リュックをゴソゴソしていたら

 

 

 

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なにコレ?

 

 

全く身に覚えがない福引券が出てきて大いに困惑している味玉です。

 

 

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いつ・どこで・どうしたモノなのか…

しばし黙考するも、カイモク見当がつきません。

 

 

 

何はともあれ、開いてみると…

 

 

 


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じゃじゃ〜〜ん!!

 

 

 

なんと2等賞が当たりました!

 

 

 

わぁ〜〜〜!

2等の商品※1は何だろう?!

楽しみだなぁ…

 

 

 

※1:どなたか2等の商品と交換してくれる奇特な方がいらしたら、どうかコメント欄にその旨お知らせください。

 

 

 

さあ!

いつにもマシてなんの脈略もない前振りからの〜

 

さっそく本編

すたーてぃんぐ!

 

 

 

 

 

ボクらの冷蔵庫戦争・その①

 

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冷蔵庫はミニマリスト

 

prologue

 

それは、我が家の冷蔵庫のど真ん中に偉そうに鎮座している。

 

 

写真で説明すると、上から3段目

左に卵、右に椎茸を従え、青味がかった半透明の蓋のタッパーに入っている。

 

 

 

このブログを書いている現在

 

私は、タッパーの底にへばりついているこの鮮やかな黄緑色をした物体が一体何であるのか

 

 

全くもって解っていない。

 

 

 

 

 

 

 

始まりは霜月の夜に…

 

何から話せばいいでしょうか

 

 

そうですね…

ボクらの冷蔵庫戦争を語る上で欠くことができない前提条件を理解していただくためには、やはり最初からお話しすべきでしょう。

 

 

とてつもなく回りくどくなりますが、ご辛抱ください。

 

 

 

あれは、7年前

間もなく師走に入ろうかという冷え込む夜だったと記憶しています。

 

 

 

 

当時の嫁に、突然こう言われました。

 

 

 

 

あのさぁ…

 

Kが小学校に上がる前に

 

離婚してくれない?

 

 

 

 

 

青天の霹靂…

 

という訳でもありませんでした。

 

 

私は当時、既にエックス-ワン※2でしたから初めてのことではないし、ボンヤリと『コイツともいずれ別れるだろうな…』と予想していたので※3

 

 

※2:バツ1のことです。現在はエックス-ツーです。

※3:ロクでもないオトコです。

 

 

 

とは言え、それは、息子のKがある程度モノゴコロついてから、少なくとも中学生、願わくば高校生…とかそんなタイミングを想定していました。

 

 

 

ですから、少なからず驚きました。

 

 

 

なぜ、今なのか?

 

 

 

そして、続くハナシを聞くと激しい怒りが湧いてきました。

 

 

なんでも、息子を引き取って転居したいので、入学する小学校や役所への各種申請手続きの関係から、結論は年内、遅くとも年明け早々に出せと言うのです。

 

 

 

このような重大な問題を突然切り出し、その答えを1ヶ月程度で『ポン!』と出せとは甚だ非常識ではないか?

 

 

 

 

それから吸った擦った揉んだがありまして、結論的には

 

 

『息子は絶対に私が引き取る、そうでなければ絶対に離婚しない』

 

 

というブチキレて意固地になった私の強い意向を向こうが渋々承諾し、私とKのシングルファーザー生活が始まったのです。※3

 

 

 

 

※3:色々とツッコミたいことがあろうかと思いますが、ここは聞き流してください。

 

 

 

Kの朝食問題

 

私がKを引き取り、離婚をすることを決めたまでは良いのですが、離婚後の生活を具体的にシミュレーションしてみると様々な課題が浮かび上がります。

 

 

そのひとつが『Kの朝食問題』

 

 

ガードマンである私が家を出るのは概ね午前6時前後、派遣される現場の住所によっては5時台になることもあります。

 

 

 

Kを起こし、朝食を食べさせ、集団登校の集合時間である7時50分に家から送り出すことは出来ません。

かと言って、6歳のKにひとりでそれをさせるのはちと可哀想です。

 

 

 

悩んだ末、私は、元嫁に頼みました。

 

『近所にアパートを借りて、Kの面倒を見るために朝だけ家にきてくれないか』

 

 

 

 

 

『Kは私が責任を持って育てる!』

 

 

と大見栄を切った手前、始まる前から元嫁に頼るのはバツが悪かったし(バツイチだけに)悔しくもありましたが、離婚によるKへの負担を可能な限り減らすためには意地を張っている場合ではありません。

 

 

この後、イソギンチャク…ひと悶着もふた悶着もありましたがなんとか合意に至り

 

 

 

Kは、私の家で暮らし私が養育するが、朝の面倒だけは元嫁が見る

 

 

 

というところに落ち着きました。

 

 

 

 

 

あれから7年

 

当初は、『Kがひとりで朝の身支度が出来るようになるまで』と想定していた朝の元嫁訪問でしたが、それは現在も続いています。

 

 

中学生になった今はもちろん、恐らくずっと以前から、やらせればKはそれをひとりで出来ただろうと思います。

 

 

しかし、毎日母親と顔を合わせることは、Kにとっても元嫁にとっても良いことだろうし、何年も続いたこの習慣をあえて変える必要性も感じませんでしたからね。

 

 

 

 

ただ、多少の変化はあります。

 

 

当初は、私が出勤前にご飯を炊き、食材も買い揃えていたのですが、いつの頃からか、ご飯も手付かず、用意した食材も使われなくなりました。

 

 

最初は不思議に思ったのですが、シンクの水切り台に見慣れないタッパーが洗って置いてあるのを見つけ、どうやら元嫁が自宅で作った朝食を持って来るようになったのだなと納得したのです。

 

 

さほど料理が得意とは言えなかった元嫁が、冷蔵庫にある初見の食材を使ってササっと調理するのは難易度が高いのでしょうか。

 

 

あるいは、もしかしたら忙しない朝ではなく、前の晩に料理しているのかも知れません。

 

 

 

 

 

それでも、私はしばらくの間、それまで通りご飯を炊き、食材も買い揃えていました。

 

 

だって、明日も同じように自宅で作った料理を持参するかどうか分からないじゃないですか。

 

 

 

 

 

さて、ここで何かお気づきの方、あるいは違和感を抱いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

 

なぜ、元嫁は、今後は自分が朝食を作るからご飯も炊かなくていいし食材も用意しなくていいと事前に言わないのか?

 

 

なぜ、私は、明日も料理を持参するかどうか確認しないのか?

 

 

 

そうです。

 

我々は一見、離婚はしたものの互いに分担し協力して子育てしているように見えますが、その実、壊滅的に仲が悪く、やむを得ずどうしてもしなければならない場合を除き、会話もほとんどしないのです。※4

 

 

 

※4:またまた言いたいことがある方もいらっしゃるかと思いますが、ここはひとつグッと我慢してください。

 

 

 

とにかく、私たちはお互いにできる限り干渉しないように過ごしてきましたし、それは、これからも続くことでしょう。

 

 

 

 

謎のタッパー問題

 

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ようやく辿り着きました。

 

ここまで読み進めた読者が何人いるでしょうか?

 

 

もしかしたら、もう誰も読んでいないかも知れませんが関係ありません。※5

 

 

 

※5:私のことを別の言葉で言い表すと『身勝手』になります。

 

 

 

 

 

このタッパーは、今から…そうですね…

 

 

少なくとも3週間くらい前ではないでしょうか。

 

 

ええ、元嫁がKの朝食用に持ってきたものです。

 

 

仕事終わりに買ってきた夕食の食材をしまおうと冷蔵庫を開けた時に発見しました。

 

 

 

恐らく、その日の朝食は食パンだったのではないでしょうか。

 

 

私の記憶が確かなら、ご飯茶碗ではなく、パン用のお皿が使用された形跡がありましたからね。

 

 

 

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※イメージ画像

 

 

 

私は、それが何なのか分かりませんでしたが、パン食と合わせて考えるに、サワークリームのような何かかな、と思いました。

 

 

だって、それは正にサワークリームのように真っ白でしたから。

 

 

 

 

さて、ここで改めてタッパーをよく見てみましょう。

 

 

 

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かくだ〜い!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミ、ミドリぃっ!!

 

 

 

 

 

ええ、はい…

 

見事にカビてます。

 

美しいまでに…

 

 

私は、かつて、これほど鮮やかで美しいカビを見たことがありません。

 

 

 

 

 

なぜ、こんなことになってしまったのか?

 

 

 

私たち元夫婦は、見事なまでに性格は真反対ですが、ひとつ共通点を挙げるとすれば、それは極端なズボラさ加減でしょう。

 

 

 

 

 

 

私は、純白だったそれが何やらおかしくなり始めても

 

 

 

まあ、タッパーは密閉されているから中身がどうなろうと問題ないだろう

 

 

 

と、さほど気にもしません。

 

 

 

元嫁も元嫁で、元夫婦とは言え今では他人の家の冷蔵庫で、自分が作って自分で入れたサワークリームらしきものがヤバいことになっているにも関わらず、一向にそれに対処する様子を見せません。

 

 

 

 

不干渉を貫きたい私は、元嫁が作ったサワークリームらしきものには一切触れたくありませんし、それをどうにかしろと元嫁と口を利くこともしたくもありません。

 

 

 

 

そうこうしているうちに日々は過ぎ、そのサワークリームらしきものは、今や開けることもはばかれる生物兵器と化したのです。

 

 

 

 

 

これは、戦争だ…

 

 

 

 

私は、そう確信しました。

 

 

 

冷蔵庫の中で日々凶悪さを増す生物兵器に、私と元嫁のどちらが先に我慢の限界を迎えるのか。

 

 

 

 

痺れを切らして先に蓋を開けた方が負け

 

 

開けさせた方が勝ちであると

 

 

 

 

 

闘いは始まったばかり

 

 

 

 

私は、負けない

 

 

 

 

 

【ボクらの冷蔵庫戦争】その②に続く

 

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