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冗談も正論も通じないPTAの世界(正論編)

おはようございました😃

 

 

前回の記事では、PTA役員で使っているグループLineの中で

 

 

ボクの渾身のボケが

 

ことごとくスルーされる惨状

 

 

をご紹介しました。

 

 

www.xn--btr663e.xyz

 

 

可哀想なボクに多くの同情コメントが寄せられましたね。

 

 

 

でも、安心してください。

 

 

その後もしっかりボケ続けて

 

ちゃんとスルーされていますよ!

 

 

 

 

 

 えー…

 

というワケで今回は

 

 

冗談だけじゃなく正論も通じない

 

 

というハナシ…

 

 

冗談も正論も通じないPTAの世界(正論編)

 

何やらお怒り気味のLineが…

 

そもそも事の起こりは、6年生の学年長さんの『学校開放事業』についての提案でした。

 

 

6学年の学長さんと言えば、本年度最初の運営委員会で、学年便りの簡素化を提案してくれた彼女ですね。

 

 

彼女は、いつも的を得た提案ばかりしてくれます。

 

 

今回も色々と下調べをしたり、何人かと意見交換したりした上で、問題点と改善案をしっかりデータにまとめてきてくれましたよ!

 

 

しかし、改革に否定的?(ボクがそう感じているだけかも)なベテラン副会長Aさんからすると面白くないのでしょうか…

 

 

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ベテラン副会長Aさんからのお怒り気味のLineが…

 

 

確かに、変革には時間もパワーもかかります。

 

 

ボクら新人役員は分からないことが多いので、ただでさえベテラン副会長さんには事務仕事が集中します。

 

 

この時は、5月末に開催される新任教諭と転任教諭の歓送迎会の準備で大忙しだったようです。

 

 

区長や区議会議員なども来賓として招くので、粗相があってはならぬと神経もすり減らしていたと思います。

 

 

グループLineには

 

来賓の誰それが公務で欠席だから、席次表がどーのこーの…

 

校長室に用意する、お茶うけの何がどーたらこーたら…

 

 

等々、歓送迎会の準備に追われるベテラン副会長さんらのやりとりが続いていました。

 

 

そんなところに、ボクを筆頭に新米PTA役員から初歩的な質問がされたり、このような新たな試みや変革の提案をされてしまうのですから、半ギレ気味の彼女の気持ちも分からなくはありませんし、決して責められる立場でもないんですが…

 

 

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しかし、そのLineコメントから静かに伝わってくる怒りのニュアンスが恐ろしいですね。

 

 

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続々とコメントが…

 

 

中には、長すぎて表示しきれないものもあります。

 

 

( 副会長A…怖っ!)

 

 

と思いながらグループLineで、みなさんのやり取りを追っかけていたんですが…

 

 

補助金が、何ちゃらかんちゃら…

謝礼金は、どーしたこーした…

 

 

PTAについて無知なボクはイマイチ要領を得ません。

 

 

そこで質問してみました

 

 

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ははぁ…

これは、よろしくないぞ…

 

 

どうやら謝礼金とやらを本来の目的ではないことに使っている様子。

 

 

そして、そのことを学年長さんに指摘されたようですね。

 

 

 

ボクは、謝礼金の正確な目的、適切な運用方法を知りたいと考え、ほかの役員たちには内緒で江東区に電話して聞いてみました。

 

 

もちろん匿名で電話しましたよ。

 

 

 

そもそも『学校開放事業』とは…

 

学校開放事業

学校教育上支障のない範囲で、学校の教室や校庭をを一般に開放し、地域住民の学びや遊びの場を提供しようという教育委員会が推める事業です。

 

 

我が江東区では、主に小学校を中心に子どもたちの遊び場を提供するため、土日祝日を中心に校庭を開放しています。

 

 

野球やサッカーなどのボール遊び禁止、バドミントンなどの遊具遊びもダメ、大声禁止なんて公園もあると聞くご時世です。

 

 

子ども達が、自由にのびのびと遊ぶことができる校庭の開放は、くだらないことが多いPTA活動において、珍しくまともな取り組みのひとつですね。

 

 

よく分からない『謝礼金』の存在

さて、そんな有意義な校庭開放を行うためには、保護者が『指導員』として付き添い、子ども達が危険な遊びをしないよう監視したり、熱中症や怪我などが発生した時の対処をしなくてはなりません。

 

 

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しかし、せっかくの土日祝日、ゆっくり休みたい時もあれば、家族で出かけたい時もありますよね。

 

 

サービス業に従事していて、土日祝が休めない方もいらっしゃるはずです。

 

 

週6日働いているシングルファーザーのボクも、唯一の休みである日曜日に洗濯や掃除などの家事をまとめてやりますし、色々予定を組むことだってあります。

 

 

夏場は、保護者自身も熱中症に気をつけなければならないし、お母さま方は紫外線も気になるかもしれません。

 

 

持ち回りでやるので、それほど頻繁ではないにせよ、やはり負担感はありますよね。

 

 

 

そこで、各自治体では、そんな保護者の負担感を少しでも減らし、学校開放事業をより広く、そして円滑に進めるため

 

  • 学校開放事業に協力してくれた保護者団体(=実質PTA)に補助金
  • 指導員として協力してくれた保護者個人に対して謝礼金

 

を支給しています。

 

 

上記のうち、保護者団体に支給される補助金は、年間1万4千円、ボールなどの遊具や怪我に備えた救急箱などの購入費用に充てます。

 

 

区指定の業者から品目を選び区に申請します。

そのリストに基づき区が発注し、保護者団体に現物を給付するというものです。

区役所のチェックを通すので、決して間違った使途にはならず、こちらは何ら問題ありません。

 

 

一方、指導員個人に支給される謝礼金は少し複雑です。

 

 

5時間未満の開放で1,500円、5時間以上で3,000円が支払われるのですが…

 

 

本来、個人に支払われるべきこの謝礼金

 

 

区から個人の銀行口座に振り込むには『債権者登録』という手続きをして、区に対して「債権を持っているんだぞ!」という立場を確保しなければななりません。

 

 

そして指導員として従事した記録とともに請求書を作成し、月ごとに区役所に送付しなければならないのです。

 

 

 

とても面倒ですね。

 

 

区の方も、何十人、何百人という個人口座に個別に少額の振り込み手続きをしたくないのでしょう。

 

 

振込の手続き簡略化のため、保護者団体(=実質PTA)の口座に一括して謝礼金が振り込まれているのが実態のようです。

 

 

 

ただし!

 

 

一括で振り込みを受けるには、指導員として従事した保護者全員からの債権受け取りに関する委任が必要です。

 

 

で、その委任は、あくまでも事務手続きを簡素化するため受け取りの委任であって、債権自体の放棄ではないんですよ。

 

 

つまり、仮に一括して振り込まれた謝礼金でも、そのあとは、指導員として従事した保護者に配分されるべきものです。

 

 

他校でどのような運用が行われているかは不明ですし、区も振り込んだ後の謝礼金の使途については把握していないとのことで、実態がどうなっているのか、よく分からないのです。

 

 

 が、少なくとも当校PTAはコレを

 

  • 卒業記念品の図書カード
  • サッカーチームのユニフォーム代金
  • 過去には一輪車の購入

 

などに充てているとのこと。

 

 

しかも

 

  • 謝礼金の存在そのもの
  • 本来は保護者に受け取る権利がある事

 

などの説明が充分なされていないというではありませんか!

 

 

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これってマズくないすか?

 

 

まぁ…個人が私的に着服する業務上横領などとは違い、子供達のための費用に充てているわけですから悪質ではないものの…

 

 

卒業記念の図書カードはまだいいですよ。

 

 

途中で転校するなど一部の生徒を除けば、みんなが平等に貰えるわけですから。

 

 

けど、サッカーチームのユニフォームって何よ?

 

 

サッカーチームに入ってない子どもやその保護者からしてみたら不公平じゃないですか。

 

 

好きでサッカーチームに入っているんだから、ユニフォーム代金はチームに所属する子どもの保護者が負担すべきですよね。

 

 

 

今回、学年長さんが改善提案してくれた

 

  • 謝礼金の存在と指導員個人に支払うものであるということを説明する
  • その上で、これまで通り子ども達のために使って欲しい場合は寄付することもできる
  • 上記2点を校庭開放日程告知&指導員募集の案内に明記し周知したい

 

これは

 

 

誰がどう見ても正論

 

 

ですよね。

 

 

 

しかし…

どうやらPTAというところは

 

 

冗談だけでなく正論も通じない

 

 

伏魔殿みたいです。

 

 

さすがに会長は、この提案に関しては受け入れざるを得ないという方針のようですが…

 

 

保護者への説明は出来るだけ曖昧にして、これまで通り子ども達のために使えるお金としてプールしたいから協力して欲しいとお願いするニュアンスで進めたいようです。

 

 

まぁ…

悪くない…無難な選択ではありますよ…

 

 

ボクが会長なら絶対やりませんがね。

 

 

 

一方、ベテラン副会長A・Bさんとそこに追随する新人副会長Cさんにに至っては

 

 

『今までそうやってきたんだから、これからもそうすべき!なんでそんなことも理解できないんですかね!』

 

 

みたいな逆ギレ状態…

 

 

もう1人のお父副会長は、この件に関してはなぜか様子見です。(いつもは真っ当な意見をくれる)

 

 

もしかしたら仕事が忙しくて、Lineを見ることができていないのかも…

 

 

 

ボクはというと…

 

 

役員に成り立てで、まだ理解していない部分があるかもしれないし、発言力も影響力もありません

 

 

納得はいかないものの、ひとり駄々をコネて抵抗するほどガキでもありません。

 

 

会長の方針に従うことにしました。

 

 

 

ただ、ささやかな抵抗として

 

 

『自分はこう思う!』

 

 

という考えだけは会長の個人Lineに送りました。

以下がそれです。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

校庭開放については、会長のご判断を尊重します。

僕は全体像を把握していないのでなんとも判断がつかない部分もあるからです。

 


しかしですね。

謝礼金の使途については、問題があると思います。

 

 

そもそも謝礼金の存在そのものを知らない保護者もいると思いますし(僕がそうでした)、謝礼金が支払われる趣旨を正確に理解している人もそれほど多くないと思います。

 

 

そういった無知や無関心につけ込んで、本部の思惑で、その使途を本来のものと違えることは賛同しかねます。

 

 

◯◯さんの仰るように「クレームが来たら考える、来ないうちは放置」というのもいただけませんね。

 

 

『大義の前の小義』

 

 

とは、大義を成すべき時に

小さなことにこだわってはいけない

 

という意味ですが

 

大きなことを成すべき時だからこそ

目の前の小さなことを軽んじてはいけない

 

というい意味も持ちます。

 

 

PTA運営に後ろめたいことを一切なくすことが、正しいことを正々堂々進められる唯一の手段だと思います。

 

あくまで、個人的なイチ意見として…

 

 

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ボクも長すぎて収まりませんでしたww

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

帰ってきたコメントは…

 

 

会長の名誉のため公開しませんww

 

 

 

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PS

歓送迎会の準備

テーブルイスめっちゃ運びましたよ!

 

 

その前に跳び箱やらマットやら平均台やらを倉庫にしまって…

 

 

ケータリング業者のお手伝いもしましたよ。

 

 

元ホテルマンですから!

 

 

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