どうも〜
ガードマンなんぞ やっちょりやす。
そんでもって今日が仕事初めでした。
※得意の手鼻を噛むボクww
早いもので、この仕事を始めて、まる4年が経ちました。
ぶっちゃけ贅沢は出来ませんし、冬の寒さや夏の暑さなど苦労もありますが、ボクは結構…というか大いに気に入っています。
という訳で、今日は「あなたの知らないガードマンの世界」をご紹介します♬
え?
興味ないって?
まぁまぁ、そう言わずww
ちょっと覗いてみてくださいよ♬
仕事始め♬「貴方の知らないガードマンの世界」
そもそもガードマンとは
正式には「警備員」
警備業法によって定められた各種警備業務に従事する人をいいます。
全国に55万人ほどおり、およそ、警察官の2倍、自衛官の2.5倍の警備員がいます。
- 1号業務:商業施設や空港等の警備を行う「施設警備業務」
- 2号業務:道路工事やマンション建築などで行う車両誘導、花火や駅伝などイベントで人混みを誘導するなどの「交通誘導・雑踏警備業務」
- 3号業務:現金や美術品、核燃料など危険物を輸送するにあたり警備を行う「運搬警備業務」
- 4号業務:著名人や公人を警備するいわゆるボディガード「身辺警護業務」
に分類されています。
ボクは上記のうち2号業務にあたっていますが、基本的には「交通誘導警備」が専門ですね。
過去には銀座で行われたオリンピック選手のパレードの警備、上記で言う「雑踏警備」にあたったこともありますが、基本的には勘弁です。
イベントで興奮した群衆は、ガードマンの言うことなんて、だぁ〜れも聞いてくれませんからww
まさかの時給1万4千円越えも⁉️
もうボチボチ終わりそうですが、現在都内では、マンション建築ラッシュです。
加えて、オリンピック関連の工事も目白押しですから、 皆さんも、ガードマンが工事現場の前に立っているのを頻繁に目にしますよね。
「このクソ寒いのによくやるよな…」
なんて思いませんか?
やってるボクもそう思いますもんねww
でも、意外とオイシイ仕事なんですよ。
例えば、ふたつのポジションにガードマンを配置しなければならない道路工事をやるとしますよね。
必然的に2名のガードマンが必要になる訳ですが、ゼネコンは1名多い3名のガードマンを発注します。
トイレに行ったり、昼食を食べたりするのに交代要員が必要だからですね。
けれど、そうそう度々トイレに行くこともないし、昼食は1度取ればいいわけですから、基本ひとり浮いてる状態です。
なので、ずーーーーーっと交代で休憩を回していればいいんですよ。
つまり、勤務時間は拘束時間の3分の2で済むわけですね。
それに、道路工事は渋滞の原因になるので、工事が終われば速やかに撤収します。
ボクの最高記録では、9時に工事が始まり、9時40分に終了したことがありすよ。
もちろん日給は満額もらえますから、時給換算すると1万4千円を超えます。
銀座の売れっ子ホステスも顔負けですねww
いつまで続くか分かりませんが、日給もここ数年の建築ラッシュと人手不足で、うなぎのぼりです。
色んなモノを貰います
マンション建築の現場に配置されると、短くても1年半、長いと3〜4年継続勤務することもあります。
近隣住民の皆さまは、工事の騒音やホコリなどで散々迷惑をこうむっているので、通常は好意的でない方が多いのですが、ボクの場合、ほぼ100%皆さんと仲良しになりますね。
そんで色んなモノをもらいますww
今の現場で最近もらったものをご紹介します。
※向かいの米田さん(仮名)にもらったケーキ
詳しくは「お裾分けのはずが・・・」を参照ください。
※よく通りかかる誰かにもらったお菓子
※向かいのマンションに住むおばあちゃん(元鉄筋工場勤務)にもらったみかん🍊
※毎日通院のため現場の前を通るおばあちゃん(元学校職員)にもらったひよ子ちゃん
そして、今日は電気屋さんに
「はい。お年玉!」
といって紅茶をもらいましたww
※照れてカメラに背を向ける電気屋さん
過去にも…
飴ちゃんをポッケにねじ込むおばちゃん
タフマンを差し入れてくれるヤクルトレディ
試作のピザを皿ごと持ってくるピザ屋さん
などなど
とにかく色々もらいましたねww
まぁ、モノってよりも、そういう気持ちが嬉しいですよね!
ストレスゼロ!こんなに気楽♬
そして、なんといってもイチバン気に入っているのがストレスゼロ(ほぼ)の職場です。
もちろん上手く立ち回らなければ、近隣住民からキッツいクレームを頂戴したり、オラオラ系の歳下の職人に顎で指図されたり、横柄な監督にどやしつけられたりします。
しかし、キッチリ仕事をこなし、ある程度のコミュニケーションをとり、ほんのちょっと気遣いを見せれば、これほど快適に働ける環境はありませんよ。
職人さんや監督さんたちは、ちょっと荒っぽい人もいるけど、基本ウラオモテのない優しい人ばかりだし、近隣住民の方々も誠意を持って接すれば分かってくれる人がほとんどです。
それに、建築現場は安全第一です。
事故や第三者災害を何より最も嫌うので、無茶な工程や、過剰な業務量を強いることは、まずありません。
たまに残業もあるけど、近隣への配慮からそんなに遅くまでトンカンやることは、そうそうないのです。
近隣協定で作業時間が決まっているケースも多いですね。
また、ボクの代わりはいくらでもいるので、子供が熱を出したり、平日役所に行かなければならない時などは、気兼ねなく休むことができます。
休めば日給はもらえませんが「今月キツイな…」と思えば、有給だってちゃんと取れるし、社会保険も完備しています。
もちろん、そうでない中小の警備会社もありますし、エゲツない現場も多くありますが、そんな警備会社や、現場はとっととおさらばすればいいんですよ。
でも、ツライのは…
人によって違うのでしょうね。
暑さ寒さも人により耐性が違うでしょうし、年配の方は体力的にもキツイのかもしれません。
人間関係やコミュニケーションが苦手な人も多いですから、そういった煩わしさをストレスに感じる人もいるでしょう。
ボクの場合、暑さ寒さは、ある程度慣れちゃいましたし、暑いとむしろ
「かぁ〜〜っ!今日もビールが美味いぞぉ〜〜!」
ってテンションが上がりますww
「ずっと立ちっぱなしで疲れない?」ってよく聞かれますが、朝ラン&朝トレをやっているボクからすれば、立ってるだけなんて、ずっと休憩しているようなもんです。
それに、そもそも車両がない時にボウっと立ってるなんてボクはしませんしねww
だいたいは、ガードマンボックスか、空調の効いた詰所でアフアフしてますね。
現にこのブログも、喫煙所で職人さん達とバカ話しながら書いてますww
唯一苦手なのが冬の雨
こればっかりはどうしようもありません。
カッパなんて消耗品なので、やっすいのを着ています。
そうすると、そのうち雨がしみてきて、寒さが骨身に沁みます。
手袋も濡れて指が凍傷になりそうです。
ゴム手袋をして、その上から軍手をはめれば、そこそこ大丈夫なんですが、電話がかかってきたり、サインして伝票をめくったりするのに邪魔で、結局外してしまいます。
どうでしょう?
警備会社の規模や、配置される現場のゼネコンにもよりますが、とってもいい仕事だと思いますよ。
ガードマン。
個人的には、ボクのように「シングルでお子さんがまだ小さく、フルの正社員勤務は難しい」なんて人には是非オススメです。
女性のガードマンも結構いますよ。
んじゃ
(*>∀<)ノ))またねー