めっちゃ元気が出た話♬
昨日の朝のこと…
いつものようにアホみたいにスマホいじくりまわしていたら既に6時を回っている。
「ヤベっ!元嫁が来るっ!」
※朝早く出勤するボクに代わって元嫁がKの朝ごはんを作りに来るのです。
ボクは顔を合わせたくないのです
と急いで家を出ると、ボクの家の真向かい、先月完成したばかりのマンションのエントランスにテケテケ歩いて入っていく親子連れに遭遇。
その女性は、以前から駅前や近所のイオンで度々見かけた盲目の女性だ。
いつものように杖をついている。
子供は男の子で、Kと同じくらいの年齢か?
へぇ…ここに越してきたんだ
それに、お子さんがいたんだな…
なんて思いながら自転車で出勤。
しかし、お子さん早起きだな
でも、朝から親子で散歩もいいかもな…
なんて考えていたが…
いやいやいや
そうじゃないだろう
しっかり手をつないでいたじゃないか。
あれはおそらく…
引っ越して間もなく、建物の位置や歩道の段差、曲がり角までの距離に慣れない母親のため、子供が歩行の練習に付き合ってあげてるんだ!
なんて立派な子供だろう
そして、そんな子に育てた母親…
「辛苦を知りて優しさを知る」
あの子、何年生だろう?
Kと友達になって欲しいな…
自転車のペダルを踏む足に力が入る
立冬を超えた冷たい早朝の空気を切り
自転車のスピードを上げた。
風が心地良い